オーストラリア留学とワーキングホリデーの準備マニュアル。
オーストラリア留学の準備マニュアルマニュアル2017年版

語学学校の費用の違いとは

留学カウンセラーオーストラリアの語学学校を調べてみると、授業料が高い学校と安い学校があります。なぜ、このように授業料に違いがあるかを考えてみましょう。

オーストラリアの英語学校にはCRICOSコードが付いた、政府認可の英語コースと英会話などの認可のない英語コースがあります。認可のあるコースを持つ学校はオーストラリアの学生ビザを発行することができますので、長期の留学生を受け入れることが可能です。このような学校でも、もちろんワーキングホリデーや観光ビザの方も一緒に勉強しています。一方、認可のないコースの学校は特定の内容に特化したものが多く、ワーキングホリデー(最長17週間までの修学が可能)や観光ビザ(最長12週間までの修学が可能)を所持した方を受け入れています。 
オーストラリア移民省のビザルールでは、長期修学を目的とする場合は学生ビザを取得しなければならず、学生ビザを発行できる認可コースはフルタイムコース(週20時間以上の授業)でなければならないという規定があります。 これに対し認可のないコースはこの授業時間数に縛られません。
この辺が語学学校の基本的な違いとなります。

1.授業時間数

授業料が安いか、高いかは単純に比較することができません。
まずはじめに、それぞれの学校の1週間あたりの授業時間数をチェックする必要があります。授業時間数が多い学校は授業料が高く、少ない時間数の学校は安くなります。理由は教師の人件費が時間数によって違ってくるからです。英語コースにはいくつもの種類がありますので、英語コースによって授業時間が違う場合があります。例えば、週15時間というパートタイムコース(学生ビザはとれません)、週20時間のフルタイムコース、週23時間、週25時間というように各学校やコース内容によって違います。従ってどれだけ勉強できるかという授業時間数を確認するとよいでしょう。授業料が高い学校は実は授業時間を多く組んでいるという場合があります。

2.教師の資格と経験

さらに授業料に影響するものは教員の人件費です。オーストラリアの語学学校の先生はオーストラリア全土共通の教員給与規定によって決まっています。先生の最低給与基準は学歴(資格)と経験(教授時間数)によります。ベテランの先生は高く、新人は安くなります。これは最低基準ですので、学校によってそれ以外の規定を設けていることもあるでしょう。(もちろん教師採用には資格と経験だけではなく、面接での人物審査によってそれぞれの学校のカラーが形成されています。)
このように、最低給与基準が決まっているため、違法に安い契約や無資格者を先生としない限り、極端に安い設定はできない仕組みになっています。
先生が安定している学校は、長期間同じ先生を雇用しているため、ベテラン教師が増えて人件費が大きくなります。先生が動かない学校というのは先生と学校との間がうまくいっているということですし、授業の成果があがっているということでしょう。このように、学校は熱心な先生を確保し、授業の質を高くするために給与を多くだすことで、授業料が高くなっていると考えられます。

3.学校の場所と設備・サービス

授業料に与える3つめの要素は学校の場所、設備、サービスです。留学生にとって場所や設備が重要であることは別の項目でご説明しましたが、不動産の観点からすれば「場所が一番大事」となりますので、学校の教室代は場所とビルの設備によって上下します。そして、学校内に設置するコンピュータやインターネットなどの設備、留学生をサポートする様々なサービスを行うスタッフを用意している場合は、やはり授業料を上げなければなりません。
このような理由から、便利な場所で、設備が整い、サービスのよい学校は授業料が若干高めとなることは避けられないでしょう。

以上、主に3つの要素から学校の費用が決まってきます。安い学校や高い学校はそれぞれの理由があるわけです。もちろん上記3つの要素だけではありません。学校の経営方針がありますし、学生を確保しやすい大学附属英語学校はなぜか授業料が高めに設定されていたりします。
オーストラリアの語学学校を選ぶ際にはこのような理由も考えた上で、自分の希望に合った語学学校を選ぶようにしましょう。

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