オーストラリア留学とワーキングホリデーの準備マニュアル。
オーストラリア留学の準備マニュアルマニュアル2017年版

オーストラリアの文化と自然

留学カウンセラーオーストラリアの人口は2011年の国勢調査では2248万5300人と推定されています。
オーストラリアは世界で最も人口密度が低い国のひとつです。オーストラリアは日本の面積の約20倍にあたる約770万平方キロメートルの広大な土地に対して、人口は日本の約5分の1余りの少ない人口だからです。
この人口密度を他国と比較すると、オーストラリアが1平方キロメートルに2.85人に対し、カナダは3人、ニュージーランドは14人、アメリカは29人、イギリスは244人、日本は336人となっています。
またオーストラリアは世界でも最も都会的な人々と言えるかもしれません。例えば、人口の60%が州都に住んでいますが、20%がシドニーに住んでいます。
そして、各州の地域住民の約80%が州都から100キロ以内に住んでいるのです。
尚、オーストラリア最大の都市はシドニーで約434万人、州都の人口を見ると、次にメルボルンが381万人、ブリスベンが186万人、パースが156万人、アデレードが116万人、キャンベラが34万人、ホバートが21万人、ダーウィンが12万人という順になります。

 

マルチカルチャリズム(多文化国家)

オーストラリア人は友好的な国民性と文化の多様性に誇りを持っています。人々は安全で、友好的で、洗練され、調和した社会に住んでいるのです。オーストラリアではたくさんの民族が集い、世界でも文化的に最も多様化した国をかたち作っています。
例えば、オーストラリアの多様性は次のような面からも見ることができます。
● 人口の25%が外国で生まれた人
● 人口の25%が少なくとも親のどちらかが外国生まれ
● オーストラリアの移民は世界140ヵ国以上
● 人口の2%が祖先にアボリジニかトレス諸島の人々
オーストラリアでは英語が公用語となっていますが、オーストラリアの家庭では実に200以上の言語が話されています。統計から見ると次のようなことを知ることができます。
● 310万人以上のオーストラリア人が自宅では英語以外の言葉を話しています。この数値は過去7年で10%増えています。
● 2006年の統計では5万5千人以上のオーストラリア人が家庭で先住民族の言葉を使っています。
家庭で多く使われている英語以外の言語は、イタリア語、ギリシャ語、アラビア語、広東語、マンダリン語、ベトナム語、タガログ語、ドイツ語といった順序です。 オーストラリアの英語は理解しやすいと言われています。都会と田舎とのアクセントの違いは、アメリカ、イギリス、カナダでの違いと比較しても、ずっと少ないと言われています。
オーストラリアの宗教の状況を見ると、圧倒的にキリスト教徒が多い国であることがわかります。しかし、他の宗教もオーストラリア社会の一部です。オーストラリアは個人の信教の自由を尊重しています。各主要都市には協会、モスク、寺、シナゴーグ等があります。統計的には2006年の時点で、全体の63.8%がキリスト教、5.6%が他の宗教、18.7%が特定の宗教を持たない人々でした。
 

気候

オーストラリアは比較的温暖な気候です。オーストラリアでは夏は北部地域が暑くて湿度が高く、冬は南部地域が寒くなります。平均温度を世界の主要都市と比較しますと、夏冬ともに他国よりも暖かいことがわかります。シドニーをみると夏は暑すぎず(平均最高温度26度くらい)、冬も寒すぎない(平均最高温度17度くらい)と言えるでしょう。

オーストラリア全体を見ますと降水量はそれほど多くありませんが、夏の時期は北部熱帯地方では降水量が多い雨期となります。またパースは冬の時期に雨が多く、夏はほとんど降りません。その他の都市では年間を通じて平均的に降るか、若干夏に雨量が多いと言えるでしょう。また、東京とシドニーを比べるとシドニーの降水量のほうが10%〜15%くらい少ないようです。
 

独特の生物

オーストラリアは幅広く非常に独特の動植物を見ることができます。主な理由は地理的な経緯が関係しています。約4000万年前に大きな大陸から分離したオーストラリアは完全に孤立した大陸となりました。その分離後、有袋ほ乳類がオーストラリアの環境に最も適応し、結果的にこの大陸の主役となったわけです。オーストラリアは地球上でも珍しい多くの有袋類がいるところで、また、たったふたつの単孔類を持つところでもあります。
● 有袋ほ乳類 − 生まれてから袋の中で育つ 
例:カンガルー、コアラ、ウォンバット
● 単孔ほ乳類 − 卵で生まれるほ乳類 
例:カモノハシ、ハリモグラ

自然

オーストラリアはいくつかの山脈で区分けされた低い台地からできている島大陸です。グレートディバイディングレンジ(大分水嶺)という最も長い山脈はビクトリア州中央部から始まり、北クイーンズランドまで数千キロにおよびます。
熱帯北部は熱帯雨林や広い草原地帯があります。それはサハラ砂漠以外では世界最大の砂漠である中央部の砂漠地帯へと続きます。砂漠地帯をオーストラリアではレッドセンターと呼んでいます。それは見たこともないような赤い砂だからです。
ここでオーストラリアの3つの素晴らしい自然を紹介しましょう。

1. グレート・バリア・リーフ

グレート・バリア・リーフはオーストラリア北東部の大陸棚の3500万ヘクタールにあり、南北約2000キロメートルに広がる珊瑚礁地帯です。フレーザー島北部からケープヨークに至るこの珊瑚礁地帯には数多くの海洋生物が生息しています。
2900の岩礁、71の珊瑚礁島、350種の珊瑚、そして1500種以上の魚はスクーバダイビングのパラダイスです。またザトウクジラの繁殖地であり、絶滅危惧種とされるジュゴンやウミガメの餌場でもあります。  

2. ウルル・カタジュタ国立公園

オーストラリアのほぼ中央部に位置するウルル・カタジュタ国立公園は13万2,566ヘクタールで、アナング・アボリジニの人々の所有地域です。ここには地質学的にも景観においても大変珍しい、巨大な一枚岩のウルル(エアーズロック)とカタジュタ(マウントオルガ)があります。
この国立公園はパーク・オーストラリアとアナングの人々によって管理されています。ウルルは過去数千年の間、西部砂漠地帯のアボリジニの人々の宗教、文化、領土、経済的関係の中心的存在でした。エアーズロックは周囲が9.4キロメートル、高さが340メールあります。
また、カタジュタ(マウントオルガ)は「たくさんの頭と36のドーム型の岩が織りなすところ」を意味し、その最も高い場所は500メートルの高さがあります。  

3. タスマニア自然保護区

タスマニアはオーストラリア本土から離れた島の州です。タスマニア自然保護区はオーストラリアで最大規模の保護区域です。この保護区の広さはタスマニア州の20%(138万ヘクタール)にあたり、南半球に残された3つの温帯自然区域のひとつです。
この地域はあらゆる年代の地層が含まれ、植物多様性の中心的区域でもあります。樹齢が2000年にも及ぶヒューオンパイン(タスマニア固有の針葉樹)は世界で最も古い木にひとつでもあります。また、オーストラリア本土で見られなくなった数種類の絶滅に瀕した動物もここで見ることができます。

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